スポーツと関係性が深い「柔道整復師」とは?

WBC、日本チーム優勝おめでとうございます!
感動的な試合がいっぱいあり、久しぶりに興奮冷めやらぬ感じです。
豆知識になるんですが、チームをサポートする方々の中に柔道整復師の資格を持っているかたが活躍されていることはご存じでしょうか。さて、そもそも柔道整復師とは?という方もいますのでこの機会にご説明します。

柔道整復師は医療とは違う治療・予防を担う資格

スポーツなどで怪我をした際、この資格を持つトレーナーの方に治療をしてもらった経験があるかもしれません。
そんな柔道整復師の魅力などを、今回はお伝えしたいと思います。
柔道整復師は体の痛みや不調の原因を特定し、適切な施術を行うことで身体の機能回復を促進する専門家です。
薬品などによって治療する医療とは異なり、関節の痛みや違和感、骨折や捻挫などの急性・慢性の疾患や障害に対して手技や機器を用いた施術を行います。
また、スポーツなどによって後遺症が残った際のリハビリテーションや、運動による怪我を防ぐ知識と経験を活用する予防医学にも取り組んでいます。

柔道整復師の仕事の魅力とは?

そんな柔道整復師ですが、その魅力は3つあり
1.患者さんとのコミュニケーションや信頼関係を築くことができる。
2.患者さんの身体機能の改善や回復を手助けすることができる。
3.自分自身も健康的な生活習慣を身につけることができる。
となります。
ざっくり言えば、コミュニケーションがうまくなり、患者さんを助けるだけではなく、自分も健康になれる。
いいことづくめな資格・仕事であると言えます。

スポーツトレーナーに見る柔道整復師の社会的なやりがい

柔道整復師は、身体的な不調や障害に悩む人々の健康維持・改善に貢献することができます。
また、スポーツ選手のケアやトレーニングサポートなど、スポーツ界でも重要な役割を果たしており、注目を浴びています。
人々の健康やスポーツに貢献することで、自分自身も社会的な貢献を感じることができる、というのも良いですね。

柔道整復師はスポーツ業界と深い関係アリ!

最後に、柔道整復師として有名な人物とその活躍についてです。
元プロ野球選手の長嶋茂雄さんが挙げられます。
長嶋さんは現役時代、怪我をしても短期間で復帰することができるなど、柔道整復師としての知識や技術を活かしていました。引退後は、柔道整復師としての資格を活かし、多くの人々の健康を支える活動を続けています。
また、サッカーの名将アーセン・ベンゲル氏は、かつてアーセナルFCでは、柔道整復師を含む医療スタッフの強化に力を入れ、選手の怪我やケガの予防・治療に取り組んでいました。また、ベンゲル氏自身もフランスのストラスブール大学でスポーツ科学の修士号を取得するなど、科学的な知識にも基づいた医療サポートに注力していました。
柔道整復師を目指す場合は専門学校に入学し、国家資格である柔道整復師免許を取得する必要があります。
柔道整復師になることで、多くの人々の健康や生活に貢献することができます。
是非、自分の夢を追いかけて、柔道整復師としての道を目指すため、WELLジョブ進学ナビを使ってみてください。

大学・短期大学・専門学校を探すならサニタス進学ラボ